長女は図書館に行く度に、大好きなつちだよしはるさんの絵本を借りてきます。
とんがり山に、ひとりで暮らすくまのフーは、自分の誕生日に焼いたケーキの半分を持って、勇気を出して長い吊り橋を渡り、向こうの森まで行ってみます。初めて会ったきつねのクーに「おともだちになってね」と言えないまま、ケーキを渡すと・・・?
次々に半分こにされたケーキが、お友達に伝わっていく繰り返しの楽しさ。今度は逆に、お礼を持ってお友達を訪ねる繰り返しの楽しさ。
そして何と言っても、たくさんのお友達ができ、すてきな誕生日パーティができてよかったなあ、と思えるハッピーエンド。
ちょっと勇気を持って自分から行動することで、こんなにもハッピーになれるんだよ!というメッセージをわかりやすく伝えてくれます。(でも、あの長い吊り橋、恐がりの私には渡れないだろうな〜。苦笑)