七夕を前に「ほしにむすばれて」という題に惹かれて読みました。星に結ばれていたのは宇宙と人、人と人の絆でしょうか。おじいちゃんから目に見えて受け継がれる物、目には見えないけど受け継がれているものを通して壮大な宇宙を感じるかなり奥の深い絵本だと感じました。
幼児から小学校低学年向きとありますが、もっと上の学年に十分対応できる絵本ではないでしょうか。設定通りであれば、親子で語りながらゆっくり時間をかけてページをめくるのもいいし、高学年なら登場人物の心情や星々にさらなる興味を広げながらじっくり読める絵本だと思います。
ちょっとすごい絵本かも。