8歳の息子、3歳の娘と読みました。
題名は「キャベツくんのにちようび」だけれど、
キャベツくんには申し訳ないが、
私たちの注目はいつも、もっぱらブタヤマさんに注がれます。
「キャベツ、おまえをたべる!」と堂々と宣言してしまうわりには、
「ブキャッ!」と腰を抜かす様子や、
キャベツくんを誘って行く様子に、
とっても小心者さが滲み出ていて、
本当にどうしようもないけど憎めないキャラ。
「キャベツくんとやっぱり友達なんだね」と言う私に、
「違うよ、一人でコワイから誘ってるだけだよ。」と
冷静に分析する息子。
最後はまんまとしてやられたブタヤマさんに
優しい言葉をかけるキャベツくん。
ブタヤマさんのこの個性があってこそ、
キャベツくんの優しさが引き立つんだな。
と、やっぱりなぜかブタヤマさんを贔屓?にしてしまう
私たちでした。