「メルローズとクロック」「ブルーカンガルー」シリーズで有名なエマ・チチェスター・クラークの作品です。
我家では、ブルーカンガルーが大好評なので、期待をもって読みました。
物語は、僕(子犬)がママに言われたことが3つあるということから始まります。
その3つとは
@ご主人には従うこと
A道を渡るときには、右と左を、良く見て
B困っている人は、いつも助けてあげなさい
3つのおしえを守ったおかげで、最後はハッピーエンドになるのですが、前段の部分が若干暗すぎるような気がしました。
教えを守ることの大切さもさりげなく子供には伝わったようで、全体的に暗めの色合いである部分を除けば、心に響く絵本だと思います。
ストーリーとして、僕(犬)の視点で書かれており、こんな風に流れがある絵本もたまには良いかなと思っています。