グンおじいちゃんが小さいころ、よく読んでいた「おとぎばなし」の本。
その古びた本の中には、なんと子供のままのおじいちゃん、グンダユウ君が暮らしていました。
ルイ君も本の中に飛び込んで、「おとぎばなしたいけんツアー」にでかけます。
ところが「ももたろう」も「うらしまたろう」も「あかずきん」も、とても変なお話にかわってしまっているのです。
おかげで、ルイ君やあとから絵本に飛び込んだモモちゃんたちは、次々とスリル満点のおとぎ体験をすることになります。
ただおもしろおかしいだけでなく、話の途中に小さく注釈が出てきます。
言葉の意味や「ほんとうのももたろうのおはなし」などが解説されています。
娘はそれをちゃんと読みながら、ひとりで読み進めています。
絵が多いとはいえ、100ページ近くある本をいっきに読んでしまう様子を見ると、読む力がついたなあと思います。
娘は「おばけマンションシリーズ」を一生読み続けたいそうです。