8歳の娘が、学習発表会で『てぶくろをかいに』の歌をうたうというので、
是非本でも読んで欲しいと思い、図書館から借りてきました。
このお話の絵本というと、黒井健さんの絵が浮かびますが、
いもとさんの優しく温かい絵のものもいいなと思いました。
こぎつねの純粋で無邪気な様子と、
母さんぎつねのこぎつねへの愛情、そして
人間の怖さをしっているために湧き上がる複雑な感情がよく伝わってきました。
私だったら、こぎつねひとりで町にやれないなぁ(><)(涙)。
一緒に見ていた3歳の娘は、
片方だけ人間の手になったこぎつねを見て「わぁ、変!(笑)」と言っていましたが、
静かに最後まで聞いてくれました。
「反射」や「ぼたんいろ」「シャッポ」など、
娘たちには聞きなれない言葉も出てきますが、
長女も次女も、このお話が大好きになりました。
黒井健さんの絵も素敵ですが、
いもとようこさんの絵も文句なしに素敵でおすすめです(^^)♪