「お星さまが欲しい」「星に手がとどきそう」
そんなことを思っているちびっ子や
今は大人になってしまったけど
子ども時代にそんなふうに考えていた…という人には
たまらない絵本だと思います。
私がそうだったように(笑)
星にさわりたくて仕方のないどろぼうが
空中の星をぬすんでしまいます。
ありえない設定なんだけど まったく不自然じゃないんですよ。
アーノルド・ローベル氏が手がけている絵がとっても良いんです。
どろぼうが住んでいる家からは
本当に星に手が届きそうだと思えちゃうし
夜空にはしごをかけたり
後の方で お月様の上に人が立ったりする場面もあるのですが
とても自然に感じられます。
想像の世界を十二分に楽しめること請け合いの絵本だと思います。
最後は みんなで星を空に返そうとするのですが
なかなか上手くいかず…。
このあとは 読んでのお楽しみということにさせて下さいね。
キーワードは「星に願いを」です☆