主人公の男の子はある朝起きたらでかいムシになっていました。でも朝食を家族と食べていても誰も彼がムシになったことに気がつきません。学校でもみんな気がつきません。気がついたのは親友だけ。
まさか!!と思いました。我が家では考えられません。だって朝食を食べるときはテレビをつけず、新聞も読まず、みんなで顔を合わせながら食べるからです。でも、忙しく子供の食べている顔を見る暇もなく出かけていく家庭もあるかもしれませんね。
学校の友達にしてもそうです。そこにいる誰かにたまたま声をかけているだけだったり、たまたまそこにいた誰かと一緒にサッカーをやっているだけだったら、相手がどんな顔をしているかなんて、気にならないのかも?なんて恐ろしいことを考えてしまいました。
最後はムシの息子にキスしてあげるお父さんとお母さんに「すごい!!」と最初は引いていた私も、もしこれが本当に自分の子に起こったら・・・と思うと、できる!と考えを改めました。みなさんもできますよね?