この絵本には、カレーライスがなる木がでてきます。カレーライスのなる木・・・単純に思い浮かぶのは、枝の先にお皿に乗ったカレーが実ってるのかな?と思ってしまいますが、この絵本のカレーのなる木はすごいんです。皿とライス、カレー、福神漬けがなんと個々木の一部になっているんです。読んでみるとわかりますが、皿には特に驚きました。発想がすごく面白いなと。カレーをいよいよ食べるときの、あの美味しそうな絵と今にもカレーの匂いが漂ってきそうな描写・・・
最後にカレーを食べたらまたカレーの実が出てくるという場面で終わっているところなんか、夢があっていいですよね。
ずっと大切にして、子供だけではなくいろんな人におすすめしたい絵本です。