『あかちゃんがくる(ジョン・バーニンガム作、ヘレン・オクセンバリー絵)』を読んでから、再確認しました。
赤ちゃんを描くにしても、『アボカド・ベイビー』の方がバーニンガム的です。
生まれた赤ちゃんはあまり丈夫ではありません。
お兄さん、お姉さんが「そこにあるアボカドをあげたら」とお母さんに提案します。
これがバーニンガム的世界です。
アボカドを食べた赤ちゃんは、めきめき大きなって力持ち。
泥棒を退治したり、お兄さんたちをいじめるいじめっ子をやっつけたり…。
あかちゃんの活躍が楽しい活劇絵本になっています。
おもしろおかしいファミリー絵本がバーニンガム的世界。
この物語をオクセンバリーさんが描いたらどんなイメージになるのでしょうか。