私が子供の頃から持っている絵本の1冊です。
こちらも『わたしとあそんで』同様に子供の頃は特別に好きではなかった絵本ですが、大人になるにつれてこの絵本の魅力がわかって来たように思います。
マリー・ホール・エッツの絵本は、色使いも他の絵本に比べるとシンプルで、この絵本も白黒です。お話も静かに流れて派手さはありません。
でも、だからこそ、想像力を掻き立てられます。
この話は、森の中を散歩していると、次々に動物が現れて仲間に加わって来るのですが、最後のお父さんの登場で、夢だったのか・・・現実だったのか・・・という不思議な感覚にされられます。
大人でも読める1冊だと思います。