2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。よく息子の祖母から「荷物になって飛んできなさい」といわれますが、それがまさに実現されようとするお話です。誰に会いたいのかは実際には分からないのですが、自ら小包になって、その宛先に飛んでいくというお話。
なんだか、妙にリアルだな、というのとこんなのありえないよねーというのが交差する不思議なお話。息子に、おばあちゃんちにこうやって行く?と聞いても実感がわいてこないのか、イヤだ、といわれました。実際にこんなふうに小包になるのはイヤなのかも・・・。
作者がアメリカ人?なので、どうも郵便屋さんも日本のとは違うのも違和感を覚えた理由のひとつかもしれません。
おじいちゃん、おばあちゃんのところへ行きたい!と日頃から騒いでいるようなお子さんにはちょうどいいお話かもしれません。また、世界の郵便事情ということで、郵便屋さんが好きなお子さんにも!