小1の娘に読みました。
症状は違いますが、娘にとっての曾祖母もちょうど米寿、そして痴呆の症状があります。
好きだったひいばあちゃんが変わってしまったこと、その話す内容にも少なからずショックを受けていた娘にとっては、この絵本は共感できるものだったようです。
親が説明しても、なかなか伝わらないことも、絵本を通して客観的に伝わったような気がします。
「うそ」については、どの程度理解できたかわかりませんが、「嘘は絶対にいけないこと」と教えてきた娘に、「優しい嘘もある」ということが伝わったようなので、良かったかな、と思います。
この絵本の内容をしっかり理解するには、小1では難しかったかなという印象ですが、断片的にでも子どもの心に響くところはあったようです。