あさのあつこさんの大ファンです♪
大人向け、子ども向け問わず、手当たり次第、読み漁ってます。
これは、青い鳥文庫の、テレパシー少女「蘭」事件ノートシリーズ1作目です。
「小学上級から」となっていて、漢字にはルビがふってあり、本好きの子なら、高学年でも読めると思います。
ただし、内容からすると、けっこう残酷シーンもあったり、中学生くらいからの方が理解できるかな?!
主人公「蘭」は、のんきで元気などこにでもいる中1の女の子。
そこへ、謎の美少女「翠」が転入してきて、自分の持っている「超能力」に気がつく。
NHK教育テレビのアニメでも放映されていて、次女が(私は見てなかったのだけど・・・)「翠って、最悪!大嫌い!!」と騒いでいたのを、思い出しました(笑)。
確かに、超美人なのに、クールで、口も悪く、性格も悪い・・・とくれば、最悪〜なのだが・・・読んでるうちに、翠の本音の部分がわかり、欄と同じように惹かれていく。
他に、無口で温厚なBF留衣や、料理が得意な兄凛、両親や担任などの人物がそれぞれ個性的で、物語を膨らませてくれている。
大人が読んでもスリリングで、意外な結末のミステリーです!
続きが早く読みたくて、家事がおろそかになっても、責任取れませんよ〜!(爆)