娘は、こすずめが かあさんのあたたかいはねの下で眠る、最後のシーンで、
母の腕の中にすっぽりと入り、添い寝してあげると、とても、満足そうな顔をして、にっこりと、私を見て、笑うのです。
きっと、初めて、一人で空を飛び、
色んな鳥たちに出会い、
仲間でないと、巣に入れてもらえない経験をして、
この、母のはねの暖かさを知った、こすずめになっているんだろうなぁと思います。
私が、初めて読みきかせた時、思ったのは、
「三歳の自立」って感じました。
と言うのも、
本当は、たくさんの事を知りたい、見たいって思っているのだろうけど、そうするには、どうすればいいか、分からなくて。
もし、大冒険をしたなら、
必ず、安心して、休める場所が必要であるという事。
それが、母の胸なら、言う事なし・・ですよね?
今は、分からない事、知りたい事だらけなんだろうから、
それに、付き合ってあげられる、母でいたいなぁ・・・なんて思っています。