これはユリ・シュルビッツ氏が実際経験したお話を絵本にしたものです。
戦禍の中で4歳のシュルビッツ氏の家庭はその日の食べるものにも
困り果てている状態。
そんな中で地図を買ってきたお父さんの気持ち。
それを受け止めるシュルビッツ少年の気持ち。
私は想像することしか出来ませんが
とてつもなく貧しくひもじい思いをしながらも
心は豊かだったのかなあと思いました。
その後絵本作家になったシュルビッツ氏が豊かな発想ですばらしい絵本を発表している礎になったものはこのお父様なのかもしれない・・・と漠然と考えました。
6歳の娘には少し難しいようでしたが
地図って面白いなーと言ってました。