作者の ユリ・シュルビィッツさんは 1935年に産まれて 4才で戦争に遭遇していたのです
彼が経験した戦争の思いを 絵本にして 大好きだったお父さんの思い出に・・・
当時のポーランドの戦争の様子 住まいがよく分かります戦争で何もかも失った悲しみ それでも命は助かりお父さんは パンを買いに行ったのですが・・・・
なんと 地図を代わりに買ってきたなんて おなかをすかせた子供には許せないですよね
私もお父さん恨んでいたと思うのです
でも この子も お父さんも夢のある人だったんだと思います
大きな地図を 眺めて書き写しているうちに、なんと まほうの呪文となえて こころが 世界中を駆けめぐっていくなんて すごい!!
砂漠 海 雪山 南国 まほうの時間を過ごせたことで お父さんを許していたこの子 「お父さんは 正しかったんだ」すごい優しくて賢い子供だと思います
地図が 教えてくれた 夢!
賢い子供だったから、 小さいときから アフリカの地図を便せんの裏紙に描いていたなんてすごいですね
この絵本は 大人も そして小学生の子供たちにも読んで欲しいと思いました!
そして 今もなお 戦争で苦しんでいる人のいることを心にとめて
読みました
私のお気に入りの絵は
地図の上をとんでいる 絵が好きです なんだか 世界中を旅したくなる気がして ウキウキするのです