毎日の食事は「いのちをいただくこと」と頭ではわかっていても
毎日の食事作りで、つい忘れてしまう。
この食材は、最初から食材だったのではなく、生きていた命だということを。
坂本さんは食肉加工センターで働いていますが、いつかやめようやめようと思いながら仕事をしています。
息子さんとのやり取り、そして牛のみいちゃんと、女の子との出会い、
声に出して読むと涙が止まりません。
私たちの体や心は、食べるということでしか作れない。
いのちと向き合っている人たちの支えがあって、
うしやぶたや魚や野菜をいただいている。
感謝の気持ちを持って「いただきます」を、これからも
繰り返し繰り返し、声に出してゆかなくてはと思う。
図書室で借りて読みましたが、結局購入。
手元に置いておくことになりました。
大人にも子どもにもぜひ手に取ってほしい1冊です。