表紙のサンダルを片方づつ履く二人が気になって、図書館から
借りてきました。
難民キャンプで暮らす二人の少女リナとフェローザが、救援活動
で、手にした片方づつのサンダルです。
10歳のリナは、もう2年も靴を履いていません。
そんな状況な中二人は、かわりばんこにサンダルを履くことにしま
した。
リナが、アメリカにいけることになり、お互いに相手にサンダルを
譲る気持ちが強くとても素敵だなあと思いました。
リナは、おかあさんが針仕事で貯めたお金で黒の革靴を買って
もらったので、フェローザにサンダルを渡したのですが、思い出の
サンダルだから、「ともだちのしるしだよ」と言って、片方のサンダ
ルをリナに渡したのでした。
涙が出て止まりませんでした。
孫たちのパパもアフリカに帰る時は、みんなから頂いた、靴や
服をお土産にいっぱい持っていきます。