本来命の無いものに見事命を吹き込み、楽しいお話を作られるかがくい先生の作品が大好きです。
先日も赤ちゃん誕生のお祝いに絵本を10冊程贈りました。
かがくい先生の作品は必ず2〜3冊入れ、新米ママさんにかがくい作品の楽しさを伝えています。
こちらの作品も表紙絵から爆笑。
“耳掻き”というタイトルは、もうその気持ち良さを知っている大人向けに思えるからです。
さて、いかにして子どもたちにこの気持ち良さを伝えるのかしら?と読みました。
ひょうたんと耳掻きという組み合わせも、改めて考えてみればなぜ?のですが、不思議な事に妙にしっくりきてしまいます。
みみかきやのひょ・うーたん先生のキャラクターに笑い、みみかき草なるものの畑に笑いました。
耳牡掻きを頼みに来るお客さんに合わせて、畑からみみかき草を選ぶひょうすけ君も可愛い。
名人の技に気持ち良くなってしまったお客さんたちの様子を親子で笑いながらご堪能ください。
きっとこの様子からお子さんは耳掻きの気持ち良さを理解できたでしょうねぇ〜。
三番目のお客さんの登場からすると、これは12月頃読むのがタイムリーな作品かしら?
何度読んでも、かがくい作品大好き!です。