私にとって「おはぎ」は亡き祖母が幼い私に作ってくれた思い出の味。
それを思いながら手に取り、読み始めました。
とても綺麗な絵で、緑溢れる庭と縁側のある風景に
ノスタルジーを感じて読み進めると・・・!
えー?なんで?まさか!と驚きの展開が続きます。
ページをめくるたびに、息子も「えー!」と大はしゃぎ。
読み終えた後は「おはぎちゃん、そっくりのおともだちいてよかったねー」とニコニコ。
「おともだちはぼたもちくんだね」と私が言うと、
「ぼたもちってなに?」と息子。
「え?」息子の質問に答えられず、うーん、と考えていると、
なんと!巻末に『おはぎ』と『ぼたもち』の説明が!
見返しのキャラクター説明も楽しく、細かい配慮も素敵な1冊です。
やぎさんの本は「もぐてんさん」も息子に好評でした。
この「おはぎちゃん」も何度も読み聞かせたい1冊となりました。