きつねさんは、ポポフの世話をしたり、一緒に遊んだりして暮らしていました。ポポフの世話を楽しんでやるだけのことしたのだから、ポポフ
が一人前になって独り立ちをして離れていっても悔いはなかっただろうと思います。「もう好きなだけ 飛んでもいいよ 肩にも たまには
帰っておいで」やっぱり寂しくて、「たまには帰っておいで」に思いがいっぱい込められていると思いました。裏表紙の鼻歌のポポフが腰掛に止まっているのを見てきつねさんの所に帰ってきてくれたのだと思うと
やっぱり嬉しくなってテンションがあがる私でした。いつまでも嫁に行った娘ことを心配するのはどこの親でも一緒だと思いました。きつねさんもいつまでも帰ってきてくれるのを待っているのだと思いました。