小さい子が水汲みのお手伝い。
今の日本(というか、私たちが小さい頃にも)では、見ることのない光景で、「ラーシア」という少年の名前の聞きなれない響きもあり、どこかのお話なのかな、と思ったら、あとがきにありました。
これは、ラオスの山の村の子どもたちのお話だそうです。
小さい子が、水汲みのお手伝いをするという。
でも、遠くまで水をくみに行き、水を汲んだ容器を持って帰るというのは難しいものです。
だけど、その道中の楽しそうなこと。
少しずつ水をあげているうちに、くんでしまった水はちょっぴりだけになってしまい...
それでも「ありがとう」と受け取るお母さん。
こんな素朴な光景にほっとする絵本です。
うちの息子は、道中、いろんな動物が出てくるのが楽しかった様子です。