動物園で馴染みのある動物たちの骨の標本が登場します。
メジャーな動物が多いので、実物が想像でき、
骨の形との比較がしやすくて興味深いと思います。
面白いところでは、パンダがあります。
しかも、初めて日本にやってきたカンカンのですって。
子どもの頃、パンダブームで夢中になっていただけに、少しショックではありました。
ゾウ、キリン、ライオンなど、大きい動物もあるだけに、
これを元通りの形に立たせてある展示にもびっくりです。
生きたまま骨になってしまったような感じですね。
鳥みたいに空を飛ぶけど、哺乳類であるこうもりの骨も細くてびっくりです。
もちろん、巻末の解説もしっかりと読んでほしいですね。
キリンの首の骨の仕組みも、なるほど、です。
精巧な骨から命の神秘を体感できそうです。