とても、テンポよく読めました。一筆書きしたような絵が印象的です。怒ってばかりの文平君のお母さんは私みたいです。思わず、私のことかしら?と思ってしまいました。でも、お母さんは文平君のことを思うからこそ怒るのだと思います。私が一番好きなのは、お母さんが文平君を待つシーンです。お風呂でお母さんがのぼせそうになりながら待っているお母さんはとても愛らしいです。文平君が怒られる理由を聞くところも好きです。自分が解らないことはとにかく人に聞いてみる!というのはとても素晴らしい。私も見習わなければ。と思います。文平君の問いに対する答え、おばあちゃんのものが一番好きです。そう、元気だから!やっぱり、元気が一番。元気だからこそなんだ。と思いました。夢にまで出てくるお母さん。文平君のことをとても大好きなんだろうな。と、簡単に想像できました。