ワニくんが読むワニの昔話です。
子どものワニがある日異変に気付くのです。
背中に角のような物が生えてきて、羽根になり・・・。
そう、ワニではなく、竜だったという次第。
この竜は、西洋のドラゴンのイメージです。
すっかりびっくりしてしまったワニくん、
読み終わって自分の体の異変に気付いて動揺します。
ちょっと意外な展開ですが、ラストで納得。
ともあれ、無事(?)でよかったね、ワニくん。
でもお大事に!
昔話のところは、その本の装丁も雰囲気たっぷりだし、
お話のところもそれらしく古風に描かれていて、
劇中劇のような効果となっています。
ワニくんの本好きがわかって、嬉しかったです。