クリスマスらしい、あったかな気持ちになるやさしい物語でした。
いちばん素敵なプレゼントを捧げた人のために鐘がなるなんて
いいなあって思いました。それも、ものすごい金銀財宝みたいな
ものに対してではなく、ささやかな小さなきょうだいの気持ちに
対して、だったので。そうして金銀財宝を捧げた人は、そのことに
ついて文句を言ったりすることもなく、みんなにこにこ笑って
物語が終わったのですごく安心しました。
この絵本を読んだ人みんなの心にも(もちろん私と娘の心にも!)
素敵な音色の鐘が鳴り響いているだろうなって思いました。