大人の絵本でした。
涙なしでは終われません。
親ならなおさらです。
両親を一度に亡くしたネリーが
まだ七歳なのに・・・
周囲の優しさに囲まれ、時にはその優しさに傷つき
懸命に光を求め生きている。
そのけなげさに胸が苦しくなりました。
お話の中に出てくる赤い髪のお友達が
ネリーに両親のこと、兄弟のことを
いろいろと聞く場面があります。
ネリーを思い遣ってからの行動か?
子供特有の興味本位か?わかりません。
この本を読む年齢が若すぎると
単なる興味本位で終わると思います。
この赤い髪の友達のように。