子供はもちろん、狼の子供と、ぼくが遊ぶところが大好き。
親は、というと…
狼の親が出てくるところが一番面白いのです!
あはは、せなさん、この発想、一本とられました。
ここの部分、ぷっと吹き出してしまうんですよね。
おかあさんはいつもいう。悪い子がいます。連れて行ってください。
でも、おおかみも言われているのです。人間は、こわーいんだから。
でも狼って(人間って)本当に怖いのかな?
対比が面白いですね。何かを持ち出してきて、子供に謝らせる手段は、
どの世界の、どの親もやっているのかもしれません。
やっちゃいけない事なのかもしれないけど、即効性があって、便利なんですよね。
うちは狼ではありませんが、数々の怖い方々にお世話になりました。
鬼、おばけ、雛人形のお内裏様(怖いらしい。何故?)。
「ウォーン」と鳴る、楽しい電話から始まる、楽しいお話です。
狼が怖くなくなったぼく。それではいったい、本当に怖いのは誰なんでしょう。
息子なら、「おかーさん!」と答えるかもしれません。