うちの場合、子どもが悪さをしたときには、「鬼に電話してきてもらおう!」とよくいってました。正直、こんなしかり方はいかがなものかと思いましたが、ついつい使ってしまうフレーズ。この本のお母さんの気持ちがよくわかります。
この本に出てくる男の子は、おおかみの子と仲良くなって、「おおかみって本当はこわくないんだ」ってわかります。大人が植えつけようとした「おおかみ=怖い動物」という偏見を取り払えたことには、素直によかったね!っていいたいです。
でも、今度悪いことをしたら、お母さんはその男の子に効くあらたな薬を探さなくてはならないですね。お母さんは本当にたいへんだなあ。