昭和のほんわかとした雰囲気が漂っていて、ほのぼのとした絵本でした。
日曜日に家族でジョギングに行って、帰ってくるというお話ですが、先が読める楽しさと、そんなことってあり?という展開の楽しさと両方楽しめます。
1年生の次男は、一人ずつ脱落していく順番を当てるのが楽しいらしく、「次は○○がいなくなるんじゃない?」と予想しては、思ったとおりの展開に「ほらね」と嬉しそうでした。
主人公に同化はしなかったらしく、「そんなことって、ある?」という叫びには、どうしてそんなこと言うのかな?という反応でした。
近所の囲碁友だちとか、スーパーの日曜日の午前中の大売出しとか、生活感に溢れているところがたくさんあり、そんなところも楽しめる絵本でした。