あっちゃん、ケーキやさん、サンタさんとそれぞれ主人公は違いますが、うまくからみあって出来ています。
絵本を購入した日、まず(あっちゃんとゆびにんぎょう)から読みました。次に(100こめのクリスマス・ケーキ)を読んだのですが、ケーキやさんにお客さんがたくさん来るシーンでは、5歳の娘は「あっちゃんも来るのかなぁ?」と言い、絵からあっちゃんを見つけました。また、最後に読んだ、(サンタさんのいちにち)で、サンタさんがまどからそーっとのぞいて、おきている子はプレゼントを配るのを後回しにするシーンでは、「あっちゃんのうちだよ」と。そして、(あっちゃんとゆびにんぎょう)のパーティーシーンで、まどからのぞいているサンタさんを見つけたのでした。
こんな楽しみ方のできる絵本ってあまりないですよね。それぞれの絵本のお話がとてもあったかいのも、刺繍の絵が細かくてかわいいのも良いです。そして、最後についている指人形の型が工作好きの娘の心を捉えました!