このキャラクターを知らない人はいない・・
といっても過言ではありませんね。
私自信も、まだ絵本にかかわる前から、
「ちいさなうさこちゃん」など大好きで、
時々開いては読んでいました。
でも、内心『これくらいの絵本なら私にも描けるかな』などと、
恐ろしい事を考えていた時期があります。
なんと言う若気の至りでしょうか。
このシンプルな絵本のなかに、
数々の作者の思い入れが詰まっていたなんて!!
《ブルーナカラー》と呼ばれる6つの色・12画面の構成・
正面向きの絵・正方形の小型版・
シンプルなストーリー・韻をふんだ言葉・・・・等等。
あらためて読み直してみると、
なぜこんなにひき付けられるのか・・納得します。
この出来事を、私の中では、「ブルーナ・ショック」とよんでいます。
私が絵本にのめり込むきっかけをつくってくれました。
《子どもがはじめてであう絵本》というシリーズ名がつけられていますが、
良質のこの絵本に、
それこそ生まれて初めて出会うことのできる赤ちゃんは、最高に幸せですね。
もちろん、わが娘達も、この絵本からスタート。
ブルーナと松谷みよ子の作品で絵本デビューしました。
ぜひ、赤ちゃんを膝の上にのせて、読んであげてほしいシリーズです。