前に読んだ時は、「?」でした。
なんとなくわかるような気もするんだけど、でもはっきりとはわからないな・・とどことなくスッキリしない気分でした。
でも、しばらくしたら、また読みたくなってしまいました。
そうしたら、今回は、「ちょっとこれは、もしや思春期の男の子の気持ちそのものじゃないの?」と、サッと霧が晴れたような気分になりました。
長谷川集平は、やっぱりいい!
強いて言うなら“混沌”なのです。
なんだかわからないモヤモヤとした気持ちに突き動かされてしまう夜。そんな夜に捕まってしまった少年の姿が浮かび上がってくるのです。
6年生の娘は、「よくわからない」と言っていますが、6年生の男の子に読んでみたい気持ちに突き動かされている私です。