いつも静かにリリアンを編んでいた
学校の花壇のキキョウの花に いつも水をあげていた
教室がわからずに泣いていた新一年生の手をひいて 恥ずかしそうに職員室へ入ってきた
そんなやすこちゃんがドロボーをした
チューインガム一つ お店から万引きしました
やすこちゃんもおかあさんも泣きはらした顔をして、学校に来ます。先生(作者の灰谷健次郎さん)は、お母さんに帰ってもらい、やすこちゃんに「ほんとうのことをかこうね」と詩を書かせます。泣きながらやっと書き上げた詩を読み、あなたなら何を考えるでしょうか?
子どもにも大人にも深い衝撃を与える絵本です!