NHK連続テレビ小説のドラマの中のキャラクター「ゴーヤーマン」。その可愛さに見せられ、キャラクターの歌が流行った時期がありましたね。
この絵本は独立したお話。
ゴーヤーマンは、父の「世の中に悪いやつが出てきた時、畑を飛び出して、正義のために戦いなさい」という言葉を受けて、パトロールしていた。
彼が、異変を感じて降り立った島には、キムジナーという妖怪が出てきて、島の男たちの魂を少しづつ抜いていた。
島の男たちを助けようと、キムジナーの住処へいき、戦っていると、
突然火山が爆発して、島のみんな危なくなった。
すると、悪いやつであるはずのキムジナーが、ゴーヤーマンが島の人々を助けるのを手伝ってくれる。
こういう展開は、征伐ものには珍しいですね。
意外な展開と、「悪いやつは悪い」って、決めつけてないところがよかったです。