2才の息子がおねだりして、ばあばに買ってもらった絵本です。懐かしい雰囲気の風景の中を、2両の小さな電車が走ります。なんといっても、表からも裏からも読めるようになっていることに感動。山から海へ、海から山へ、エンドレスで行ったり来たり、親子で何度も楽しんでいます。
「デデンドドン、デデンドドン」という電車の走る音が、少しずつ変わっていく様子や、「ゴー」とトンネルに入る音も好きです。
また、電車に乗っているお客さんの様子を見るのも楽しみの一つ。けんかを始める兄弟やトランプを楽しむ親子、風景画を描く男の人や、お茶とおだんごを楽しむ老夫婦。それぞれに物語を想像しながら、どっぷりと本の世界に入り込んでしまいます。