本当に素晴らしい絵本です。
文章は長いわけではありません。でも、短い文章の中に、感動がギュッと凝縮されています。
生と死だけではなく、老いていくことについて、考えさせられる絵本です。
しっかりもののおばあちゃんがボケていく様子には、涙がとまりませんでした。
お父さんの言葉「人間は、歳をとって死ぬときも、赤ちゃんになるんだよ。真っ白な心で天国に行くんだ。お父さんやお母さんも、そのときはきっと、赤ちゃんになると思う。それが人間の定めなんだよ」は、とても重い言葉で、いろいろと考えさせられました。
子どもたちには難しいかもしれないけれど、なにか感じるものがあると思います。