お月様の日々の満ち欠けには、影でお世話する人達の苦労があったからだったんですね。内容が斬新で親子で楽しく読むことができました。
お月様を満月にしようと、少し丸み&体重に欠けるお月様に、好物の料理を食べさせたり、満月を楽しみにしている人のために、お月様とおしゃべりしている(=覆ってしまう)雲さんに注意したり、何かとお世話をやく3人の見張り番の仕事ぶりにおかしくも、なんだか親近感を覚えてしまいました。日々子供たちのお世話をする母親業と通じるものがあるからかな?!
息子はちょうどお月様の満ち欠けに興味を持っていたので、この絵本は想像力をかきたてるのに十分魅力的な内容でした。