阪神大震災で亡くなったゆずちゃんのお話。
娘が週一回の園での絵本貸し出しで借りてきました。
リアルな表紙の絵に初めは正直
好きな絵本ではないかもという思いを抱きつつ読みました。
それがまさかあの震災でのお話だとは・・。
それを知ってからこのリアルな絵が意味することがわかってきました。
初め読み進めるうちに・・ゆずちゃんが死んでしまったのかもしれないと気づきましたが実際に
「死んでしまいました」という文面に直面したとき・・
声が詰まってどうしても読めませんでした。
そしてぐっとこらえてこの一文を読むと涙がこぼれました。
娘は読んだ後、「かわいそうだった」という感想とともに
地震ってそんなにこわいん?なんで火も出るん?
質問攻めでした。
5歳の娘にとっては少し難しいテーマだったかもしれません。
でも大きな地震がいつくるやしれない状況の中、娘とともに
震災のことを考えるよい機会になったように思うのです。
こうしてたくさんの尊い命が失われ・・そしてそのひとつひとつの命に生きた日の輝きがあることを改めて感じることも出来ました。