きれいな題名
きれいな表紙 だな・・・と
図書館でなにげなく手にしました。
その場でパラパラと読み始めると
涙がポロポロポロ
図書館で涙が止まりませんでした。
戦争中にあったお話です。
特攻隊を知らない無邪気な子供は飛行機を見て喜びます。
出撃前夜に子どもたちからスミレの花を贈られた
若い隊員の書いた、子どもたちへのお礼の手紙は、
涙なしに読めません。
戦争中、命令一つでこんなふうに命を終わらせなければならなかった若者たちがいるということを 想像できる年齢にこそ読んで欲しい絵本だと思いました。
とても美しく、とても哀しいお話です。