いいのか、悪いのか印象的な真っ赤な表紙でした。
松本大洋さんのイラストはどれも素敵でした。
でも、このインパクトのある表紙は作者:工藤直子さんやイラストレーターの松本大洋さんのファンじゃないと手にしないかも〜。
せっかくいい詩や、いい絵が入っているんだから、
もう少し一般的なビジュアルの表紙にすればよかったのにな〜。と思いました。
でもこれは素人の考えでしょうか?
工藤さんが、5歳くらいの頃の記憶をたどりつつ、その頃の気持ちになって書かれた素敵な詩が一杯載っています。
残念ながら、「のはらうた」などに比べると、読み手の年齢幅を区切ってしまいそうです。
正直、子どもより、子どものころに戻りたい「大人が読みたくなる哀愁の詩集」かな。
子どもに読んであげるんじゃなくて、子どもに読んでもらったりしたら素敵で面白いかも!