きつねのきっこのシリーズは、
娘が絵本好き(特にストーリーのあるもの)になるきっかけになった本なので、
私も娘も思い入れがあります。
今回の物語は、きっこがひとりで
夜遅くに買い物を行くところから始まるのですが、
おなじみのチイとニイやロクスケなどが登場し、
なんだか月がきれいな晩のお散歩のようで、
ちっともこわくありません。
加えて、こいでさんの絵、特に色使いが大好きなのですが
月夜の晩の澄み切った空気まで描かれているような美しさです。
買った物は油揚げ100枚!!御代がきのこ(松茸に見えます!!)というところもほほえましいです。
(お互いオマケつきつとうところも、ほっこりします)
完成したいなり寿司があまりにおいしそうで
近々いなり寿司食べようと、娘と話しました。
読み終えたあと、なんだかにっこりしてしまう、そんな一冊です。