コッコさんはひとりぼっち。いつも、部屋のすみ、庭のすみでひとりぼっちだったコッコさんでしたが、ある日、ひとりぼっちのアミちゃんと出会ったのです。ふたりは、そっと近づき、さわって、手をつなぎました。
コッコさんに友だちができていく過程が、とてもわかりやすく、身近に感じられるように描かれていました。
友だちになってからも、いろいろなことがあって、たまに離れてみたりと、まさにそのとおりという場面もあって、とても、面白おかしく読むことができました。
子どもの世界が、わかりやすく表現されているところが、すばらしいと思いました。