「僕ね、大人になったらお庭のある家に住んで、畑を作って野菜を育ててるの。ママも手伝ってね。」そんな事を言っている息子にぴったりの絵本でした。
私たち家族はマンションに住んでいて、猫の額ほどのベランダでは洗濯ものを干すのがやっとで野菜を作るスペースはありませんが、夏に帰省する私の実家でおばあちゃんが育てたトマトやキュウリ、ナスの収穫をして食べたのが嬉しくて、自分で育ててみたくなったようです。
絵本を読み終えると、息子の夢はどんどん広がって、たくさんの種類の野菜畑に囲まれた小さな家の絵を描き始めました。
出来たものを収穫するだけじゃなく、畑を作るところから最初から自分で育ててみたい…。
それも大人になってからじゃなく、子供の時にこんな体験が出来たら素敵だなぁと、とっても羨ましく思ってしまう絵本でした。