ちっちゃなトラックのレッドくんの仕事は荷物を運ぶこと。
仕事で走行中、出会う車たちはみんな立派で、レッドくんは落ち込んでしまいます。
あげくに、お届け物もうまく運べなくて、がっかりなのです。
懸命にがんばるレッドくんの姿に共感できます。
なんだか、成長期の子どもたちの姿を見るように感じました。
それだけに、ラストはハートウォーミング。
子どもたちへのエールのようにも感じました。
立派な車たちがたくさん登場するのも魅力的ですね。
新幹線を運ぶトレーラーも登場するのですが、
おはなし会で聞いていた小学生が、「新幹線は夜運ぶんやで。」と指摘してくれました。
さすが、男の子は乗り物について物知りだなあ、と感心しました。