ステラファンの私としては見逃すわけにはいきません。
ステラシリーズが誕生して10年になるんですか〜。
解ります。魅力的な子ですもの。
明るく利発で、詩人です。
アクティブで、弟のサムの良きお姉さん。
どの作品でもステラのおしゃまな行動に口角が緩みっぱなしでした。
今回は、“うんとちいさかったころ”のステラです。
ルイーズ・ゲイさんは、どうしてこうも幼い頃の子どもの視点に添えるんでしょう。
読んでいて、子どもの目から見たら確かにこう見えたり感じたりしたことがあるような、そんな遠い記憶が蘇って来ます。
赤ちゃんのステラの姿や仕草も可愛らしい。
大人から見てクスッとした笑いを誘うユーモアもあり、自分の子育ても思い出され、あったかい気持ちにさせてくれます。
この一冊から読まれる方は、きっと残りのシリーズにも手が伸びる事でしょう。