狩りのデビューしたての若い3匹のきょうだいライオンの狩りの様子を描きます。
印象的なのは、狩りをするライオンも、常に身の危険にさらされていること。
おかあさんライオンは一つ一つ教えていくのですね。
後半はヌーの群れの狩り。
『まいご』で描かれたおかあさんヌーとの空白の時間がしっかりと描かれます。
なるほど、あの傷跡に納得です。
そしてようやくおかあさんライオンが別のヌーを・・・。
仕留められたヌーのシーンもありますが、
しっかりと見届けてほしいです。
それは残酷ではなく、弱肉強食の世界。
私たち人間もそんな命をいただいて生きていること、
この絵本を通じて感じ取ってほしいです。