読み終わった時、こんなにも切なくてさびしい気持ちになった絵本
ひさびさです。
きっと、親にとって、大人にとって、大いに響く絵本だと思います。
この忙しい世の中、皆自分のことに必死で、
大切な家族のことですら気にかけてあげられることができない人もいるかもしれません。
「あとで」という言葉、簡単に使えるけど
それもひとつのちゃんとした「約束」であること
みんな分かっているのかな??
必ずしも、今すぐでなくてもいい
あとにすることが全部悪いわけじゃない
だめなのは、「あとで」といって、しないこと。
みんな、ちゃんと、あとででも、その約束を必ず守ってくれたら
麻里ちゃんみたいに、こんなに切ない気持ちがつもっていかないのにね…
熊ちゃんは救世主なのかな?
どこにいっちゃうんだろう??どうか帰ってきてくれますように。
不思議な余韻の残る中、パパママおにいちゃんが、ちゃんと麻里ちゃんのこと見てくれて
麻里ちゃんの今と向き合ってくれる事を願うばかりです。
麻里ちゃんがいなくなって
もう二度と、その「あとで」がこなくて、それこそ、後悔しないように。