『まあちゃんのながいかみ』が大好きな娘たちに、同じまあちゃんが登場する本があると知って読みました。こちらもまた、あっとオドロく楽しい絵本でした。
まほうの本を読んでいたまあちゃん。「しっているひとをなにかのどうぶつにかえてみましょう」とあったので、おかあさんで試してみることに。「おかあさん なれなれ なんかの どうぶつになーれ らりるれ れろれろの ぽん!」するとびっくり、おかあさんがタヌキになりました。心配になったまあちゃんはすぐに「もどれもどれ」と呪文をかけて、おかあさんはもとにもどります。
そのおかあさん、「じてんしゃであそぼうよ」と言ったり、「そんなこといったっておもしろいもん!」と遊び続けたり、部屋を思い切り散らかして、どうも様子がおかしいです・・・
一度読み終わったあと、もう一度はじめから、細部まで絵を見るとまた楽しいです。はじめのページに木蔭に隠れるタヌキを見つけたり、散らかした部屋に見覚えのある絵本があったりします。